◆オルソケラトロジーの近視軽減のメカニズム

角膜上皮細胞層の移動により視力が回復します。“マイグレーションシステム”。

 

オルソケラトロジーレンズを角膜に乗せるとレンズの下の涙液により、

レンズ中心部に抑える力が働き、中間のリバースカーブの部分に引圧が働きます。 これにより中心部の角膜上皮が薄くなり、周辺部の角膜上皮が厚くなります。

 

そして中心部が薄くなることにより近視が減少し、視力が回復します。

レンズを外していると徐々に角膜上皮はもとも位置に戻ってきます。

◆処方前に１週間の装用テストをします。  

最初の診察時１時間ほど体験装用を行います。その結果でテストを希望される方には１週間ほどオルソケラトロジーレンズを貸出します。

 

安全と効果を確認してからの発注となります。ここまでにかかる費用は通常の検査代だけです。

 

レンズ代金は発注時にお支払いください。発注後オルソケラトロジーレンズが届くまでに１～３週間かかります

 

◆安全性は実証されています 。

オルソケラトロジーで使用するレンズは数十年間研究され、安全性が確かめられています。安全性は酸素透過性の高い通常のハードレンズとほぼ同じです。

 

寝ている間のみレンズをはめるため、異物感・紛失などのトラブルが少なくなります。子供さんでもご両親の協力があれば使うことが可能です。

 

◆軽度～中程度の近視の方に特に有効です。

オルソケラトロジーは、軽度～中程度の近視（-5.00Ｄ以下）の方ではいい結果が出ています。

 

強度近視用のオルソケラトロジーレンズを２００５年９月採用しました。現在 －8.00Dまでレンズの作成も可能です。ただ強度の近視や乱視の方の場合、視力の回復が不十分な場合が多くなります。ご希望の方は１～２週間のテストで効果を確認後処方いたします。

 

円錐角膜や強いドライアイなど、眼の病気がある方にはお勧めできません。

 

◆20歳以下の方の近視進行予防に効果的です。

オルソケラトロジーで近視の進行が遅くなるというデータが出ています。特に、軽い近視の方や、角膜が柔らかく新陳代謝が盛んな 20歳以下の方の視力回復に効果的です。

 

◆いつでも中断できるから安心です。

角膜表面の上皮細胞の移動により視力矯正を行っているため、レンズを中止すれば1～２週間位で角膜は元の状態に戻ります。万が一、自分に合わないと感じた場合には、いつでも中断できるので安心です。

 

◆１週間の無料体験

オルソケラトロジーレンズを１週間ほど実際に使っていただきます。安全性と効果を確認していただいた後、レンズをオーダーします。一人一人の眼に合わせレンズを作るため、届くまで最長で１～３週間ほどかかります。

 

◆オルソケラトロジーの費用 （税込）

自費診療となります。

オルソケラトロジー治療は厚生労働省の認可を受けていますが、健康保険は適応外のため使えません。

 

　初回適応検査代　　3,000円　

     　   装用体験とテストレンズ決定　　5,000円

　　　１晩、１週間の装用テスト　　  15,000円 （期間中の診察代を含む）

　再診検査代　　　　1,500円

 

　オルソケラトロジーレンズ　63,000円　（片眼 1枚）

　　　　強度近視用オルソケラトロジーレンズ　105,000円　（片眼　１枚）

レンズ費用と別途にスターターキット（3ヶ月分のケア用品など）費用　4,000円が必要です。

レンズ再作は、一枚　42,000円（破損・紛失・度数の変更）

　　　　強度近視用　84,000円（1枚／破損・紛失・度数の変更）

◆オルソケラトロジー治療（角膜矯正療法）は医療費控除の対象となります。

 

 

 

 

 

 

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